夏やすみ

ふくざつな問題を単純にとく
とりたての免許証でぼくらは海へ
トラックに煽られて追いかける熱
吹け上がるカストロール時は今夏

コンビニでサイダー 馬鹿笑いだ
間違いないな この道の先は

日出ずる水平線 遅れをとるな明日より早く
フルスロットル 直線で ひっぱれスピード

ノーリーズンでいいや

教室に置いてきた通知表は紙
書きかけのラブソング口笛で吹く
風の中 ぼくらの街をおっことしていく
全開の 果てはただぼくの背中だった

飛び越えたいな あたまの上を
君といきたいな この道の先を

地球のりんかくは 波の向こうで泡立って見えた
山積みの宿題が引き出しの中におきざりのまま

今度君に会えたときはぼくのことばを持ててますように
心の底からでることばは 弾けて消えてもウソじゃないいんだ

ふくざつな問題を単純にとく 書き立てのラブソングとどけにいこう
友達に煽られて燃え上がる熱 暁のまぶしさよ 時は今、夏

歌詞『夏やすみ』のこと

何年も前に歌仲間の浅田純平に「俺が歌う歌詞を書いてくれ」といわれて書いたものの、惜しくなってお蔵入りさせてた歌です。 原チャリの免許をとった16歳の僕たちは、誰もがそうするように海に向かったのでした。 僕が乗ってたNS-1は直線で100km/hを越しました。友達の家の工場でピストンを磨いたりキャブレターを削ったりして。とても嬉しかった。でもスピード違反や! 2サイクルエンジンのオイルの香りにこだわったりしたものでした。 コンビニで買って飲んだのはたしかジョージアのカフェオレだったし、ラブソングはいまだに届けられないままです。