ただの話

真実がすっぱだかで歩いている 凍え死にそうだ
寒空の下 どこへも向かえないでいる
真実がドアをノックする 暖かい人々のドアを
一枚皮膚の足りない手で
ノックするノックする
ドアスコープから覗いてみたら
うっすらぼんやり…なんだかなぁ

だあれも知らない夜の話
だあれも知らない ただの話

プロレスラーとストリッパーが
立ちん坊ババアと生活保護が
東京タワーと通天閣が
二度付け禁止とスプレー糊が
両面テープとスライスチーズが
俺が本物と両手をあげて
白旗をふって歩いていった

彼らにいったいなんのつながりがあるんだ
なんて知らないけれど
ソースを出せよと言われるならば
二度付けしないでくださいね
あまり長いこと浸さないでね
衣が大事なんですよ

しょーゆーことらしいです

だあれも知らない夜の話
だあれも知らない ただの話

真実がすっぱだかで歩いている
凍え死にそうだ 寒空の下
どこへも向かえないでいる

真実がドアをノックする
暖かい人々のドアを
一枚皮膚の足りない手で
ノックするノックする

あらやだあなた真実さんが
服も着ないでたずねてきたわよ
ドアが汚れちゃったわ
それにしても気味が悪い

クロワッサンとカビ取り剤が
恋愛映画とシャブ売りが
アル中病棟と公園の少女
無色透明とクオリアが
頭の中と腸管の中で こんがらがって
終わらせたい始まってもないと
愛し合ったり憎しみあったり


僕らにいったいなんのつながりがあるんだなんて
知らないけれど なんとなくこうして
ふんわりとつながってるのは心地がいいなぁ
なんとなくというものをよくよく見つめていると
なんだか人間万事おもしろわびしいなぁ

なんとなく口に出したギャグも
僕らはいつか離ればなれだから
ひとつひとつがイチイチ解決しないまんまだ

考えて考えて、考えて考えて、ほっぽり出して散歩にいって
考えて考えて、はみ出したらまた蹴り入れられて
なんだか人間万事、おもしろわびしいなぁ

真実がすっぱだかで歩いている
凍え死にそうだ 寒空の下
どこへも向かえないでいる
真実がドアをノックする
暖かい人々のドアを
一枚皮膚の足りない手で
ノックするノックする

ドアスコープから覗いてみたら…
たまには服を着せてやれたらなぁ

考えて考えて、考えて考えて、ほっぽり出して散歩にいって
誰かとばったり 恋に落ちたりしちゃったりしてみちゃったり

生き別れと死に別れが
恋心と浮気心が
愛していますと
会いたくないとが

プロレスラーと観客が
ストリッパーと警察官が
びんぼーにんと金持ちが
東京タワーと通天閣が
リセットボタンとコンティニューとが
求められる場所探して歩く
寒空の下
俺が本物と白旗をふって


だあれも知らない夜の話
だあれも知らない ただの話

歌詞『ただの話』のこと

他の歌を歌ってたらふとでてきた歌です。 こういうふうに、意味不明のようでふんわりつながっていく言葉ってのは楽しいな。